【1日の炭水化物の摂取量】20代(男性)の平均についての記事です。文部科学省の2017年(平成29年)『国民健康・栄養調査』をデータとして使っています。
多い・少ないの分布、他年代・女性・過去データとの比較など、くわしく見ていきましょう。
理論値ではなく、皆のリアルなデータです。ぜひ参考にしてみてください。
【1日の炭水化物の摂取量】20代(男性) 多い・少ないの分布
20代(男性)1日の炭水化物の摂取量、多い・少ないの分布です。
219人のデータで、平均は281(g)です。
とても多い(上位2.5%) | 466(g)以上 |
多い(上位15%) | 374(g)以上 |
ふつう(70%) | 190~373(g) |
少ない(下位15%) | 189(g)以下 |
とても少ない(下位2.5%) | 97(g)以下 |
大きくズレていることは無いと思いますが、あくまで計算上の数字です。参考程度にお願いします。計算方法については最後に書いています。
【1日の炭水化物の摂取量】男性の平均 年齢別
男性の1日の炭水化物の摂取量の平均を年齢別に並べた表です。
1~2歳 男子 | 151(g) |
3~5歳 | 185 |
6~7歳 | 231 |
8~9歳 | 242 |
10~11歳 | 278 |
12~14歳 | 336 |
15~19歳 | 338 |
20代 | 281 |
30代 | 285 |
40代 | 283 |
50代 | 280 |
60代 | 288 |
70代 | 286 |
80代~ | 280 |
15~19歳よりは約57(g)少なく、30代よりは約4(g)少ないです。
成人になると、80代以降まで大きな変化はありません。
【1日の炭水化物の摂取量】20代(男性)の平均 同年代女性との差
20代(男性)1日の炭水化物の摂取量の平均、同年代女性との差です。
20代 男性 | 281(g) |
20代 女性 | 222 |
差 | 59 |
20代は男性の方が59(g)高いです。
【1日の炭水化物の摂取量】20代(男性)の平均 過去データとの比較
過去5年
20代(男性)1日の炭水化物の摂取量の平均、過去5年間のデータを並べます。
2017年(平成29年) | 281(g) |
2016年 | 286 |
2015年 | 299 |
2014年 | 288 |
2013年 | 297 |
一番高いのが2015年の299(g)で、一番低いのが2017年の281(g)です。
若干ですが減少傾向のようにも見えます。
1995年~
20代(男性)1日の炭水化物の摂取量の平均、1995年から5年ごとのデータです。
2017年 | 281(g) |
2015年 | 299 |
2010年 | 291 |
2005年 | 290 |
2000年 | 297 |
1995年 | 315 |
一番高いのが1995年の315(g)で、一番低いのが2005年の291(g)です。
大きな流れで見ると減少傾向だと言えそうです。
補足:多い・少ないの計算について
補足です。
多い・少ないの計算方法について書いておきます。
文化科学省が発表している『国民健康・栄養調査』に標準偏差も発表されていますので、それを使い計算しました。わかりやすいデータにするために以下のように統一しています。
・上位2.5%(平均 + 標準偏差 × 2)
・上位15%(平均 + 標準偏差)
・下位15%(平均 - 標準偏差)
・下位2.5%(平均 - 標準偏差 × 2)
分布についてはあくまで計算上で出した数字です。参考程度に見てください。
以上、【1日の炭水化物の摂取量】20代(男性)の平均でした。